満員のスタジアムでダービー決着!

仙台2-1山形

手倉森さんと小林さん
どちらの戦術が洗練されているかといえば、間違いなく小林さんです。

今回のダービー勝利で、なんと3連勝という差がついてしまいました。
われわれ東北の片田舎のクラブチームの弱点として、若くていい選手が育たないことが憂慮されています。
メガトン級の資金力を持つスポンサーもいません。
運営資金は仙台も山形もJ1で最低レベルです。

山形はかつてはシジクレイ、レオナルドなどの優秀な外国人選手を獲得。
そしてJ1チームに高額で売る商法で、資金力のハンデを埋めていました。
選手だけでなく、柱谷兄、樋口さん、鈴木淳さんなど、監督1年目の面々の能力を引き出し、
これまた好成績を残した後にJ1のクラブに売りつけるという作戦を成功させました。

この商法はJ1の中では個性的で、ほかのチーム関係者は
「こんなチーム経営でも3シーズン目を迎えられるのだ!」
と驚きました。

しかし今回、鹿島アントラーズへ田代選手と増田選手を返却したことが大きく響きました。
戦力的に60%ダウンしたといっても過言ではありません。
変わりに獲得した下村選手やジャンボ大久保選手では、抜けた穴を埋めることはできませんでした。

スポーツ報知を読むと、驚きの記事がありました。
ディエゴ獲得について、実は仙台と山形は競合していたそうです。
先に山形がオファーを出し、クラブ間で合意しつつも、ディエゴ本人が難色を示したそうです。
そこに仙台がオファーを出し、ディエゴは昔一緒に練習した柳沢や角田を慕っているという理由から、仙台入団を決意したそうです。
驚くことに、仙台はディエゴに声をかける前、セレッソのピンパオン、レッズのマゾ-ラにもオファーを出し、断られていたそうです。地震と関係があるのでしょうね。

なんと因縁めいた話でしょう!
それにつけてもディエゴありがとう。間接的にヤナギ、角田、ありがとう!(鎌田もね)


さて、以上のように3シーズン目、運も無く、補強に失敗した山形の姿を他山の石として、われわれベガルタは3シーズン目への準備を怠ることなくやっていかなくてはなりません。
山形と違って、仙台はレンタルで活躍した選手を所属元へは帰さず、いずれ自分のチームへ移籍させてしまうことがたくさんあります。それは仙台というチームが地域から愛され、選手たちからも愛されているからです。われわれサポーターの力も大きいと思います。

今回、横断幕の出し方について騒ぎが起きてしまいました。
「しゃれ」なのか「いがみあい」なのか
ときかれれば、心あるサポーターは
「しゃれ」だと答えますよね。
でも一部サポーターの中に「アホーター」がいたために今回のような騒ぎになってしまいました。
チームに迷惑かけんなっつうの!

「さよなら山形」コールは2年前の敵地で山形サポから送られた「さよなら仙台」コールへの
単なる「お返し」であることは間違いありません。
でも横断幕をつくるなら、もっと言葉の選択に配慮すべきでしたね。

この記事へのコメント

arashin
2011年08月30日 20:53
ダービー観たかったなぁ!!
やっぱり途中から飲み会抜け出すのは至難の業でした(笑)
来年に期待っ!赤嶺のシュート,動画で見ても,かっこいいですね。ズバッと!

さて,あのダンマク,だめっすね。
やっちゃいけないってことを分からないアホーター(大人)が
あそこらへんの席にいるんですね。いまだに。
みんなお金出して応援しに来ているのに,
「立って応援するのが当たり前」だの「座って応援したいなら来るな」だの,
水鉄砲で水をかけてニヤリだの,座らない座席を占領したり…
と,サポ自席にはいろいろと言いたいことがありますが。それはさておき。
あのダンマクは,どうみてもダメでしょう。
相手へのリスペクトがないとサッカーは成り立ちません。
相手に敬意をはらい,相手あってのサッカーですから。
あれ出した連中には,無期限入場禁止とか,グループ解散とか,開門前の入場禁止(ダンマク張りなど)とか重い処分を下してほしいと思いませんか?

9月2日の代表戦,リャンの動きに期待ですね。
9月11日の甲府戦まで,ヒマっすね(笑)
ホヤっ太
2011年09月01日 19:54
サポ自にいました。騒動の真横に。
あちこちの掲示板やブログで散々言われていますが、ここでも言わせて下さい。

今年は違うんです。いつものダービーなら、この程度の煽り合いは誰も問題にしないでしょうね。その程度のレベルです。
でも今年は違うんです。沢山の支援を受けています。被災地のチームとして、相手チームへの敬意を忘れてはいけません。
今回のコアサポの行為は、その敬意を忘れた行為でした。それに対して、良識ある一般のサポーターがNOをつきつけたわけです。
コアサポに対するブーイングの後に起こった「山形DIO」コールこそが、ベガサポの総意と言っていいでしょう。
ダンマクについてはフロントから処分が発表されていますが、ダンマクを阻止しようとした警備員にヘッドロックをかけて押さえつけた暴力行為に対する処分はありませんね。
スタジアムで行われた暴力行為こそ厳罰をもって取り締まらなければいけないのではないでしょうか?
この件については、引き続きフロントに対応を要請していくつもりです。
「安全で快適なスタジアム作り」が有名無実とならないように、フロントの誠意ある対応に期待したいですね。
2011年09月01日 20:56
こんなに大騒ぎになるなんて,悲しい気持ちです。
非難の的は「多くの支援や励ましに対して,真逆ともいえる対応をしたコアサポ」です。
視点を変えてみる人は「トムとジェリー,仲良くケンカしな」って感じで笑ってられますが,今回,私は正直違和感を感じました。

震災があり避難所での勤務に従事した私は津波警報を受け,寝たきりのお年寄りや車いすに乗った方々を運ぶため,避難所の1階から4階まで何往復も繰り返し汗だくになりました。夜中は雨の中避難してきた車を駐車場に誘導したり,泥だらけで閖上から避難してきた人のために寝る場所を確保してあげたりと,無我夢中でした。
2日目の夕方,ようやく帰宅できることになった私は年老いた両親の住むマンションへ車を走らせました。
途中,広瀬橋の信号の消えた交差点で消防自動車の大群と遭遇し,かなりの時間,待機することになりました。
行き交う消防自動車には「神戸」「姫路」「浜松」「京都」…と日本各地からの支援だとわかる地名が記されていました。
私はもう,涙があふれて前が見えませんでした。
思わず敬礼をしました。その後,神戸の消防自動車に手を大きく振りました。


今回の震災で日本中からの支援を受けた私たちは,人々の心の温かさを改めて感じました。


ダービーはリスペクトが基盤にあるもの。
早慶戦だって,一二高定期戦だって,
当事者はみんな知っていることです。
頑張っている者同士だから,熱く戦い,勝利の美酒を交わすことができるのです。

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